アマ金谷が予選突破 執念の15、16番連続バーディーが実る
【マスターズ】2日目
初出場のアマチュア、金谷拓実(20=東北福祉大3年)が、予選突破にむけて踏ん張りを見せた。
マスターズの予選カットは50位タイまでとトップから10打差以内。B・ケプカ(28・米国)、J・デイ(31・豪州)、A・スコット(38・同)ら5選手が首位タイ(通算7アンダー)に並んでホールアウト。決勝進出は3オーバーまでになった。
初日に日本勢トップの1オーバー44位タイにつけた金谷は、前半に3つスコアを落としてターン。
12番パー3で3メートルのバーディーチャンスを逃すと、続く13番パー5はレイアップして臨んだ3打目がグリーンオーバー。
アプローチはピン3メートルと寄せきれずに2パットボギー。ここで通算5オーバーまで崩し、予選で姿を消すか、と思われた。
ところが15番パー5は2打目がグリーンをオーバーするも、3打目をピンそば1メートルにつけて1つ取り戻す。そして16番パー3はティーショットがピン左14メートルと離れたが、これを勢いよくねじ込んで、ウッズばりのガッツポーズをみせた。