女子大生アマ吉田優利が2位T Vなら夢の米ツアーに1歩前進
【ワールドレディースサロンパス杯】
女子大生アマの優勝なるか。
吉田優利(19)が68で回り、首位に1打差の通算5アンダーで2位タイにつけた。昨年、高校3年で日本女子アマと日本ジュニアに優勝した吉田は4月から日本ウェルネススポーツ大学の通信教育課程に進学。大学のゴルフ部に所属はしているものの、JGA(日本ゴルフ協会)ナショナルチームのメンバーとして国際大会に出場したり、プロのトーナメントにも参戦している。
昭和の時代は男女ともゴルフ場の研修生となり、プロテストを受ける者が多かった。平成になると女子大生プロもチラホラ登場。3月のアクサレディスに優勝した河本結も日体大生だ。吉田も今秋のプロ入りを目指しているが、あるツアー関係者はこういう。
「吉田はプロ43人、アマ59人が参加した全米女子オープン(30日開幕)の日本予選会(36ホール)で、多くのプロを押しのけ2位で切符を得た。この日の会見でも語っていたように、将来は畑岡奈紗のように米ツアーに参戦したい。在籍している大学はバドミントンの奥原希望が卒業するなど、通信教育で学ぶアスリートには理解がある。卒業と同時に米ツアーに参戦できるのが理想とはいえ、今はそこまでは言えないでしょう」
アマで国内メジャー優勝なら2016年日本女子オープンVの畑岡以来2人目の快挙。実現すればデカいことも言えるようになるのだが……。