大学の2年後輩と新コンビ 松山英樹のキャディー事情
米マネジメント会社が明かした米ツアープロの興味深い年間収支データがある。それは平均的なツアープロのマネー事情であり、プロは特定されていない。
米ツアーシードはフェデックスランク125位まで。昨季1位J・ローズの獲得賞金は813万678ドル(約9億300万円)、125位のH・イングリッシュは79万9450ドル(約8870万円)。ランクから平均的な有名選手といえば、58位にZ・ジョンソンがいて、獲得賞金は195万7635ドル(約2億1700万円)だ。
そんな平均的なプロの支出はキャディーフィが最も多く19万2000ドル(約2130万円)にもなる。ざっと獲得賞金の1割になる。もちろん成績や契約年数によってキャディーフィやボーナスも変わり、トッププロの専属キャディーになると軽く1億円以上の収入になるといわれる。ようするに、勝利に貢献する有能なキャディーは収入が多いというわけだ。
そこで日本の松山英樹のキャディー事情だ。
昨季の松山の獲得賞金は268万7477ドル(約2億9800万円)であり、相場から3000万円近くのキャディー経費がかかると想像できる。