T・ウッズ劇的復活の裏に父親のプライドと大型契約50億円

公開日: 更新日:

【マスターズ】最終日

 奇跡の復活劇だ。最終日は天候が崩れる予報により、マスターズ委員会はティータイムを早めて、過去に例がない、スリーサム(3人1組)のアウト、インスタートに変更した。

 最終組は13アンダー単独首位のF・モリナリ(36)と、2打差2位タイのT・ウッズ(43)にT・フィナウ(29)の3人が現地時間9時20分(日本時間22時20分)にスタートした。

 ウッズは前半1つスコアを伸ばし、パープレーのモリナリに1打差に迫りターン。ところが、ウッズは10番パー4で第1打を右に大きく曲げてボギー。これで首位モリナリとの差はスタート時点の2打差に戻った。

“事件”はアーメンコーナーの12番(パー3)で起きた。オナーのモリナリは第1打がグリーンに届かず手前のクリークへ。3打目をピン左3メートルにつけたが、これを決められずに痛恨のダブルボギー。手堅くグリーンに乗せてパーセーブのウッズが11アンダーで今大会初めて首位タイに並んだ。

 続く13番パー5はウッズ、モリナリともバーディーを決めて12アンダー。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    べた褒めしたベッツが知らない、佐々木朗希"裏の顔”…自己中ぶりにロッテの先輩右腕がブチ切れの過去!

  2. 2

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  3. 3

    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

  4. 4

    巨人・田中将大“魔改造”は道険しく…他球団スコアラー「明らかに出力不足」「ローテ入りのイメージなし」

  5. 5

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  1. 6

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  2. 7

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…

  3. 8

    佐々木朗希を徹底解剖する!掛け値なしの評価は? あまり知られていない私生活は?

  4. 9

    大阪・関西万博の前売り券が売れないのも当然か?「個人情報規約」の放置が異常すぎる

  5. 10

    僕に激昂した闘将・星野監督はトレーナー室のドアを蹴破らんばかりの勢いで入ってきて…