【全米プロ】早朝の雨がV候補ウッズとケプカの明暗分けた
【全米プロゴルフ選手権】初日
注目を集めたペアリングの2人が明暗を分けた。
メジャー連覇を狙うV本命のタイガー・ウッズ(43)は、出だしの10番で第2打をグリーン奥に外し、アプローチもミスして、いきなりダブルボギー。15番で1つ返すも17番は第1打がグリーン手前の深いバンカーにつかまり、2つ目のダブルボギー。
アウトは1番、2番バーディーで4番は220ヤードの第2打をピン上9メートルに乗せてイーグル。ギャラリーを沸かせて1アンダーとするも、続く5番は1.4メートルのパーパットがカップに蹴られ、7番は2メートル、唯一池が絡む8番も2.5メートルのパーパットを決められず2オーバー、51位タイ。ウッズはこの会場で行われた2002年の全米オープンで優勝しているが、今回は苦しいスタートとなった。
対照的にディフェンディングチャンピオンのブルックス・ケプカ(29)は、早朝の雨でやや遅くなったグリーンにタッチが合った。スタートホールの10番でグリーン右エッジから12メートルをパターで放り込むとパットが面白いように入り、初日は7バーディー、ノーボギーの63。7アンダーで単独首位に立った。