U-20W杯初戦はドロー 南米1位エクアドルに勝ち点1の光明
ポーランドで23日(日本時間24日午前3時30分キックオフ)に開幕したサッカーのU―20(20歳以下)W杯初戦で、日本代表はエクアドル代表と対戦し、1―1で引き分けた。
試合は南米予選1位通過のエクアドルが積極的に攻め入り、守勢一辺倒だった日本は前半終了間際にアンラッキーな失点を食らった。
相手FKをGK若原が両手でパンチング。これがFW田川の顔面をヒット。ボールは無情にも日本ゴールに吸い込まれた。前半の日本はボール保持率32%・シュート1本(エクアドル5本)と手も足も出なかったが、後半に入ると何度か攻め込めるようになり、同23分に待望の同点ゴールが生まれた。
相手ゴール前で混戦となり、途中出場のFW宮代(川崎)がボールをキャッチしようとしたGKと交錯。コボレ球をMF山田(横浜M)が、右足でゴール左に冷静に叩き込んだ。
「常に劣勢を強いられる試合展開となりましたが、勝ち点1をゲットしたことで決勝トーナメント進出の可能性が高まりました」と元サッカーダイジェスト編集長の六川亨氏がこう続ける。