チリ戦に先発も不発0-4惨敗…久保建英を待つ“イバラの道”
試合は後半にチリが日本を圧倒。南米選手権で12試合・10得点のFWバルガスに2ゴールを決められるなど終わってみれば0―4の完敗劇だった。
■2年目にトップチームは「現実離れ」
1916年に創設された世界最古の大陸別選手権大会が、超名門クラブへの入団が決まった18歳MFのヒノキ舞台となってしまった。南米選手権(コパ・アメリカ)に招待された日本代表の最年少選手であるMF久保建英のスペインの名門レアル・マドリード入りが開幕前に発表され、注目度ナンバーワン選手になったからである。
もっともレアルと契約したからといって、来シーズンからジダン監督率いるトップチームに帯同し、移籍金122億円でレアル入りしたベルギー代表MFアザールといった世界的スーパースターたちと一緒にプレーできるとは限らない。
実際にレアルは「来季のクボはスペイン3部に相当のリーグに所属しているレアルのBチームであるカスティージャでプレーする」とアナウンス済みである。しかし日本のメディアの論調は「レアルBで1年目から大活躍するに違いない」「スペイン語もペラペラなので生活面に不安なし」。