交流戦で大苦戦 カープ打線沈黙と“勝負されない4番”が元凶

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 当の鈴木は「(打率や本塁打など)もともと数字には興味がない。周りは2冠とか3冠とか言っているけど、チームが勝てばそれでいい。自分としてはもちろん打ちたいけど、四球もヒットと同じくらい大事なこと」と話すが、得点力が下がるのは目に見えている。

 パ・リーグとの試合でいえば、鈴木は昨季のソフトバンクとの日本シリーズで柳田と並ぶ最多の5四球。サヨナラ負けを喫した第5戦では4四球と完全に勝負を避けられ、結局、日本一を逃した。

 広島は昨季も交流戦で苦しんだが、それでも7勝11敗(10位)だった。埋まりそうで埋まらない丸の穴は広がり、肉薄する巨人とのゲーム差は0・5。首位陥落も時間の問題になってきた。

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