輝星が“6.23中日戦”先発濃厚で 根尾に一軍デビュー待望論
「そろそろ一軍を経験させてもいい」
中日のドラフト1位・根尾昂(19=大阪桐蔭)について、チーム内ではこんな声がある。
16日、甲子園で行われた阪神との二軍戦で、痛烈なライナーによる中前打を放った。二軍では打率.150前後と結果は出ていないが、昨夏の甲子園決勝以来となる聖地では、14日の同戦でも二塁打を打った。
根尾はキャンプ直前に右ふくらはぎを肉離れし、キャンプは二軍暮らし。3月のオープン戦で一軍に帯同するも、わずか2試合の出場で、開幕二軍スタートとなった。4月16日の阪神との二軍戦(ナゴヤ球場)の試合中に左手人さし指を8針縫うケガを負い、2週間ほど離脱したものの、開幕当初はポロポロやっていた遊撃守備も含め、ここにきて状態は上向きという。
そんな中、6月23日に行われる日本ハムとの交流戦で、先日プロ初勝利を挙げた吉田輝星(18=金足農)が先発することが濃厚となった。2人は昨夏の甲子園決勝を戦ったライバルで、その後のU18アジア杯では同じ釜の飯を食い、吉田にアドバイスを送った間柄だ。