地元出身マキロイ 怒涛のバーディーラッシュ65も予選落ち
【全英オープン】2日目
68年ぶり2度目の北アイルランド開催とあって、地元出身のR・マキロイ(30)が意地を見せた。
大会初日は1番パー4での「8」がブレーキになり、8オーバー150位タイと優勝大本命が大乱調だった。
この日は、前日とは別人。ギャラリーの大声援を受けて怒涛のバーディーラッシュを見せた。
前半は3番、7番バーディー。折り返して10番から3連続バーディー。
圧巻は12番パー5だ。
フォロー風とダウンヒルの好条件が重なり、ドライバー飛距離はキャリー330ヤード+ラン50ヤードの380ヤード近くになり、ピンまでの残り距離は約150ヤード。そこでマキロイが手にしたのは52度のウエッジ。ピン上5メートルへ2オンに成功し、イーグルパットは惜しくもカップをかすめたが楽々バーディーだった。この時点で3オーバー。残り6ホールでスコアを2つ縮めるぐらい「マキロイならやってくれるだろう」と観客も熱狂した。しかし13番パー3でティーショットが右バンカーにつかまりボギー。
終盤は14番2.5メートル、16番3メートルのバーディーパットを決めて予選通過を最後まであきらめなかったが、1打及ばずに大会2日目で姿を消した。