全英OP難関は「16番パー3」風が吹いたらボギーも難しく
今年で148回目を迎える全英オープン。その歴史の中でも、北アイルランドでの開催は過去に1度だけしかない。
今年は68年ぶりの北アイルランド開催ということもあって、チケットが発売されるや即完売。練習ラウンドのみチケットが手に入るというので、本戦が始まる前週に現地に乗り込んだ。
全英は過去3度取材しているが、今年の会場、ロイヤルポートラッシュGCは1888年に開場。
コースは、いわゆるスコティッシュなリンクスの特徴に加え、もうひとつ大きな特徴がある。リンクスらしからぬほど起伏に富んでいるのだ。マスターズが開催されるオーガスタナショナルGCほどではないが、打ち上げ、打ち下ろしのホールが多く、加えてドッグレッグのホールも数多い。
2番パー5、5番パー4、8番パー4、9番パー4、10番パー4、11番パー4、15番パー4、18番パー4と8ホールもある。パー3を除けば、半分以上は左右どちらかに曲がっているのである。
■ロングヒッターよりショットメーカーが有利