イ・ボミどこまで稼ぐ? 今大会で生涯獲得賞金8億円突破か
【ニッポンハムレディス】初日
イ・ボミ(30)が首位と1打差の5アンダー3位と好スタートを切った。
15番パー4では2打目を直接カップに放り込んでイーグルを奪うなど、4バーディー、1ボギーと、前週5位の勢いが続いている。
ボミはすでにツアー通算21勝を挙げて、生涯獲得賞金は7億9938万円(ランク9位)。
今大会で60万円を獲得すれば8億円突破、と注目されている。
ちなみに生涯獲得賞金1位はツアー50勝の不動裕理(42)で13億6355万円。
トップ10には2位李知姫(40=23勝)、3位全美貞(36=25勝)、4位アン・ソンジュ(31=28勝)、6位申ジエ(31=22勝)、7位大山志保(42=18勝)、10位上田桃子(33=14勝)と現役シード選手がズラリと顔を並べる。
「いまの女子プロは試合数が多く、賞金も高いなど恵まれている。女子ツアー発足の1968年から9年連続賞金女王だった樋口久子は90年までに69勝を挙げながら生涯獲得賞金は4億5410万円(38位)です。68年は日本女子プロと日本女子オープンの2勝を挙げながら獲得賞金は35万円。今なら6400万円です。昔、女子プロを紹介するツアーガイドが“怪獣図鑑”と呼ばれた頃は、女子大会は注目されなかった。それが宮里藍が登場し、“ツヨカワ(強くてかわいいプロ)”が話題になり、今の黄金世代につながっている。若くてピチピチした女子プロの活躍が試合数を増やし、賞金額も同時にアップしていったのです」(ツアー記者)
すでに現役を引退した古閑美保は5億6834万円(23位)を稼ぎ、「一生困らない」と告白したエピソードは有名だ。
ボミは、いったいどこまで稼ぐつもりなのか。