PS進出へ正念場…エ軍が狙うサイ・ヤング賞右腕の名前

公開日: 更新日:

 5年ぶりのポストシーズン進出を狙う大谷翔平(25)のエンゼルスがエース級投手の獲得に動いているという。

 30日付のスポーツ専門局「ESPN」(電子版)が伝えた。記事によると、エンゼルスが食指を動かしているのは、ダイヤモンドバックスのサイ・ヤング賞右腕ザック・グリンキー(35)。今季ここまで22試合に登板し、10勝4敗、防御率2.87。抜群の安定感を披露しているが、チームは首位ドジャースと15.5ゲーム差のナ・リーグ西地区3位(29日終了時)。豊富な戦力を誇るドジャースを相手に逆転での地区優勝は厳しいことから、エース右腕を筆頭にバーゲンセールに乗りだすのだ。

 エンゼルスはローテーション左腕のスキャッグスが急逝、元新人王右腕ハービーを解雇するなど、先発陣が手薄。8月以降に巻き返しを図るため、計算できる投手の獲得に踏み切るとみられる。

 エンゼルスは2チームが出場するワイルドカード争いで、首位インディアンスなどと5.5ゲーム差。わずかながらポストシーズン進出の可能性を残している。

 サイ・ヤング賞右腕を巡って、31日のトレード期限までギリギリの交渉が続きそうだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動