グリズリーズ渡辺雄太が明かす 強豪撃破に“10分の1秒”の壁

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 史上最強の呼び声高い男子バスケットボールW杯(8月31日開幕=中国)日本代表候補16人が発表され、ウィザーズ・八村塁(21)、グリズリーズ・渡辺雄太(24)の2人も順当に名を連ねた。

 今大会は世界一米国の他、トルコ、チェコの欧州2カ国と1次ラウンドで同組。日本は過去、欧州相手に一度も白星を挙げていないだけにフリオ・ラマス・ヘッドコーチは「今大会は厳しい戦いを強いられるが、我々にとっては挑戦しがいがあると思っている。今まで積み重ねてきたことを持って臨みたい」と話し、2次ラウンド進出(16強)を目標に掲げた。

 今大会の日本は八村塁、渡辺雄太のほか、米国出身のニック・ファジーカス(34=川崎)の3人を擁し、最強布陣で臨むとはいえ、1次ラウンド突破は容易ではない。米国はもちろん、トルコ、チェコとも、主力にNBA選手を据えて中国に乗り込んでくるからだ。

 今大会のメンバーで唯一、世界(16年リオ五輪世界最終予選)とNBAでプレーしている渡辺が国際大会での戦い方を自らの経験を踏まえてこう明かした。

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