八村塁に「まずは集中」バスケ界の名将が伝えたプロの心得

公開日: 更新日:

 NBAサマーリーグを終えたウィザーズ・八村塁(21)。今後は8月31日開幕のW杯(中国)に向けた日本代表合宿に合流する予定だ。W杯では史上初の1次ラウンド突破に向け、グリズリーズ・渡辺雄太(24)とともに二枚看板として獅子奮迅の活躍が求められる。

 八村の実力はアルゼンチンの名将として知られるフリオ・ラマス・ヘッドコーチ(HC=55)も「必要不可欠な存在」と認めるところ。

 すでに八村はウィザーズの開幕ロースター入りが内定。今秋の開幕戦で、NBAデビューを控える日本人ルーキーについてラマスHCは「複数年契約(4年総額20億円超)を交わし、(日米で)注目されている。まずはバスケットボールに集中して、(ウィザーズで)結果を求めてほしい」と、アドバイスしている。

 米プロスポーツの中でも、高給取りが多いNBAプレーヤーには当然、誘惑が少なくない。カネ目当てに言い寄ってくるグルーピー(熱狂的な女性ファン)と関係を持ってトラブルに陥ったり、詐欺に引っ掛かって身ぐるみ剥がされたりするケースも決して珍しいことではない。現役時代に、50億円近くを稼ぎながら、投資に失敗して破産し、引退後は惨めな暮らしを強いられる選手がいるのも現実だ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が戦々恐々…有能スコアラーがひっそり中日に移籍していた!頭脳&膨大なデータが丸ごと流出

  2. 2

    【箱根駅伝】なぜ青学大は連覇を果たし、本命の国学院は負けたのか…水面下で起きていた大誤算

  3. 3

    フジテレビの内部告発者? Xに突如現れ姿を消した「バットマンビギンズ」の生々しい投稿の中身

  4. 4

    フジテレビで常態化していた女子アナ“上納”接待…プロデューサーによるホステス扱いは日常茶飯事

  5. 5

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  1. 6

    中居正広「女性トラブル」フジは編成幹部の“上納”即否定の初動ミス…新告発、株主激怒の絶体絶命

  2. 7

    佐々木朗希にメジャーを確約しない最終候補3球団の「魂胆」…フルに起用する必要はどこにもない

  3. 8

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 9

    フジテレビ「社内特別調査チーム」設置を緊急会見で説明か…“座長”は港社長という衝撃情報も

  5. 10

    中居正広「女性トラブル」に爆笑問題・太田光が“火に油”…フジは幹部のアテンド否定も被害女性は怒り心頭