マ軍雄星 被本塁打ワースト更新でGMの首を飛ばす可能性も
15年9月に就任したディポトGMは補強の失敗が少なくない。昨オフはチーム再建を図るため、エース左腕パクストン(現ヤンキース)ら、投打の主力を相次いで放出。見返りに獲得した選手、特に野手は期待を裏切った。打撃はともかく、14失策のベッカム遊撃手(前オリオールズ)、12失策のサンタナ外野手(前ブルワーズ)、8失策のクロフォード内野手(前フィリーズ)ら移籍組の拙守もあり、チーム失策数107個は30球団ワーストだ。
菊池も移籍組のひとり。最大で7年総額約120億円の大型契約だけに不振から脱却できなければ、GMの首筋は寒くなりかねない。
対パドレス戦の菊池は五回を投げ、4安打1失点で勝利投手の権利を持って降板するも、六回に同点に追いつかれ5勝目とはならなかった。試合はマリナーズが3対2で勝利。