巨人坂本 悲願の打撃2冠狙うも「2つの敵」が立ちはだかる
本塁打と打点の2冠を狙う巨人の坂本勇人(30)が目の前でライバルに水をあけられた。
巨人は11日、2位DeNAとの首位攻防第2ラウンドで、ソトに手痛い3発を食らったのだ。
先発の桜井は二回、ソトにスコアボードを直撃する37号特大ソロ本塁打を浴びると、三回にも左翼席上段へ2打席連続アーチを叩き込まれた。八回には5番手マシソンがソトにこの日3本目の一発を浴びた。
坂本勇は試合前まで35本塁打。ソトを1本差で追っていたが、一気に4本の差をつけられた。87打点で同じくトップのソトと5点差だったが、この日で9点の差がついた。
2012年に最多安打、16年に首位打者のタイトルを獲得。主将として初のリーグ優勝の奪回が最優先だが、まだ獲得していないタイトルも欲しい。だが、ライバルのソトは巨人投手陣からリーグ最多の11本塁打、こちらも一番多い28打点の荒稼ぎ。巨人バッテリーも「ソト対策」を立てているというが、効果は全くない。坂本勇の最大の敵は、味方の投手陣である。