今季初「3番丸・4番坂本」不発…巨人の“打順イジり”の吉凶
交流戦開幕となった4日の楽天戦。巨人の原辰徳監督(60)が動いた。
日刊ゲンダイが4日付の紙面で既報した通り、開幕から全51試合4番で起用してきた岡本和真(22)を初めて6番で起用した。試合前まで打率.246、9本塁打、32打点、得点圏打率.273。昨年6月2日のオリックス戦で高橋由伸前監督が第89代4番に抜擢して以来、昨季は93試合、今季は51試合で4番に座ってきたが、連続4番スタメンの座は144試合でストップした。
代わりに4番に入ったのは坂本勇人(30)だ。3番はこれまで同様、丸。坂本勇は試合前までリーグ断トツの19本塁打、同トップタイの41打点、同3位の打率.340、同2位の長打率.641。4番は2015年6月27日以来1438日ぶりだった。
今季は開幕から「2番坂本、3番丸」で戦い、「1番坂本、2番丸」の日もあった。1試合だけ「1番坂本、3番丸」があるが、坂本勇が丸の後ろを打つのは初めて。勝手が違うのか、丸は4タコ。坂本勇は3タコに終わった。九回にビヤヌエバの逆転2ランが飛び出し、勝利を収めたものの、新打順は機能しなかった。