同点満塁弾で7点差逆転 DeNA梶谷がつないだ優勝への望み
これが奇跡への道になるか。
2位DeNAは19日の3位広島戦で7点差を逆転。優勝マジック4としている首位巨人とのゲーム差を3に縮め、逆転優勝へ望みをつないだ。
立役者は梶谷隆幸(31)だ。0―7で迎えた六回、まずはソトが広島先発の床田から41号3ラン。2番手の九里に代わり、1死満塁となったところで代打・梶谷が告げられた。「前も満塁の時に代打で使ってもらったのに凡退していた。今日こそはと思っていた」と4球目のカーブをジャストミート。同点の代打満塁弾は、通算100号のメモリアルアーチとなって右中間席へ飛び込んだ。
DeNAは20日から横浜スタジアムで巨人との2連戦を迎える。マジック4から3連敗と足踏みが続く巨人にとって、嫌なデータがある。
梶谷はかつて巨人キラーだった。昨季は打率.268の中、巨人戦は.318。.243と不振にあえいだ2017年も巨人戦で5発を放った。16年は.353、15年は.323。この年は本塁打も6発放っている。14年は.294、13年は.300。一軍に定着してからは巨人戦を大のお得意さまにしているのだ。