日本「勝ち点5」発進も侮れない ロシアのラグビー強化号令
「ロシアでは国家ぐるみのドーピング(禁止薬物使用)で、陸上を筆頭に多くのアスリートが資格停止処分を受けた。世界のトップクラスであっても依然として資格回復が認められない選手が少なくない。プーチン大統領の肝いりもあって、ラグビーは新たにメダルを狙える種目として期待されています。来年の東京は厳しくても、24年パリ五輪での表彰台を目指してセブンズ(7人制)の本格的な強化に動いています」(ロシアのチーム関係者)
確かに、ここ数年のロシアのセブンズの躍進は目覚ましい。昨年のW杯セブンズ米国大会では、FW、BKともスピードのある選手を揃えてアジアの強豪である日本、香港を下して2勝をマーク。出場24チーム中、14位に入った。
黒星スタートとなった、リン・ジョーンズHCは「一つ一つのプレーの精度を高めて、安定感を保てれば、(W杯で)十分に戦えると思う」と話した。
日本はセブンズに加えて、15人制でもロシアの後塵を拝する日が来るかもしれない。
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