燕バレンティン国内FA権取得で…移籍先にロッテが急浮上
ロッテは今季から「ホームランラグーン」という、いわゆるラッキーゾーンを新設。チーム本塁打数は2016年80本、17年95本、18年78本といずれもリーグ最少だったが、今年は158本(リーグ3位)と激増した。パ・リーグ6球団のゾゾマリンでの本塁打数も昨季の84本から今季137本と大幅に増えた。
本塁打の出やすさだけなら、所属するヤクルトの本拠地、神宮球場も負けていないが、パ・リーグなら不安視されている守備の問題も解決する。本人は「あと数年なら守備も問題ない」と話しているものの、ロッテは外野手の層が厚く、起用されるならDHになる。
「勝てるチーム」という条件を優先すれば、ソフトバンクや巨人か。好条件が期待できるうえ、外国人枠にとらわれないために手を出しやすい。ちなみに、バレンティンは今季、33本塁打中、最多の10本を巨人戦で放った。指揮官についても「原さんは選手に自由にプレーさせるイメージがある」と好印象を抱いていたが、さて――。