DeNAと阪神が潰し合い…セCS・1stステージに原巨人高笑い

公開日: 更新日:

 まさに消耗戦の様相を呈している。

 6日に行われたセ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージ(S)はDeNAが九回に代打・乙坂のサヨナラ2ランで勝利し、1勝1敗でファイナルS進出に逆王手をかけた。

 両軍ともに連日、多くの投手を投入する短期決戦ならではのガチンコ勝負。2試合とも2点差以内の僅差のゲームで、どっちが勝ってもおかしくない試合が続いている。

 前日、5人の投手をつぎ込んだDeNAはこの日も6投手の小刻みな継投。1戦目に続いてエースの今永を中継ぎで投入した。前日は五回からの2イニングを1安打無失点に抑えたが、六回から登板したこの日は2死二塁から暴投で三塁進塁を許し、上本に同点適時打を浴びた。今季対戦4打数1安打の中谷に9球も粘られるなど、決して本調子とはいえず、不慣れな中継ぎ登板かつ、連投がボディーブローのように効いているのだろう。

 4―3の八回から登板した抑えの山崎も、九回2死までこぎつけたものの、福留に同点弾を浴びた。今季1度しかなかった2イニング登板の影響はゼロではないはずだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    西武ならレギュラー?FA権行使の阪神・原口文仁にオリ、楽天、ロッテからも意外な需要

  2. 2

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  3. 3

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  4. 4

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  5. 5

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  1. 6

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  2. 7

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  3. 8

    首都圏の「住み続けたい駅」1位、2位の超意外! かつて人気の吉祥寺は46位、代官山は15位

  4. 9

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏圧勝のウラ パワハラ疑惑の前職を勝たせた「同情論」と「陰謀論」

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇