日ハムOBが指摘 清宮幸太郎の右肘手術は終わりの始まりか

公開日: 更新日:

 とは、前出OBだ。

■元凶はスローイング

 メディカルトリート代々木治療室の若月順氏は「関節形成術は一般的にはリウマチで変形した肘を治すものですが、スポーツ選手の場合は骨片や肘の回りの軟骨が損傷したものをクリーニングする形だと思われます。肘の関節に細微な骨が挟まることで痛みが出ます」と言う。再び肘を痛めるリスクが軽減するなら、手術はプラスになるだろう。

 しかし、清宮にとっては術後が大事になる。前出のOBが言う。

「清宮が肘を痛めるのは、スローイングに難があるから。肘はきれいになっても投げ方が改善されない限りは、肘だけでなく、小学生時代に痛めた右肩の古傷がぶり返す危険がある。実際、高校2年時に中堅にコンバートされた際には、右肩痛が再発している。一塁に専念するならまだしも、中田がいる以上は左翼での出場機会も増える。肩を痛めたら、いよいよ選手生命の危機です」

 プロ3年目の来季、早くも正念場を迎えそうだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”

  2. 2

    中日1位・高橋宏斗 白米敷き詰めた2リットルタッパー弁当

  3. 3

    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

  4. 4

    八村塁が突然の監督&バスケ協会批判「爆弾発言」の真意…ホーバスHCとは以前から不仲説も

  5. 5

    眞子さん渡米から4年目で小室圭さんと“電撃里帰り”濃厚? 弟・悠仁さまの成年式出席で懸念されること

  1. 6

    悠仁さま「学校選抜型推薦」合格発表は早ければ12月に…本命は東大か筑波大か、それとも?

  2. 7

    【独占告白】火野正平さんと不倫同棲6年 元祖バラドル小鹿みきさんが振り返る「11股伝説と女ったらしの極意」

  3. 8

    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

  4. 9

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  5. 10

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議