日ハム清宮の4番起用 評論家が警鐘「チーム壊しかねない」

公開日: 更新日:

「本人のためにも、チームのためにもなりませんよ」

 こう話すのは、評論家の山崎裕之氏。日本ハム清宮幸太郎(20)が4番に座っていることについて警鐘を鳴らすのだ。

 今月13日、4番打者の中田が右手痛で登録抹消されると、栗山監督から代役に任命された。同日のロッテ戦から4番の重責を担う清宮だが、しかし、そもそも今季は打率1割台に低迷していた。4番だからといって急に打てるようになるわけもなく、もっか打率.184だ。

 山崎氏が言う。

「若くても成績を残せるなら4番でもいいでしょう。たとえば清原は西武の新人時代、4番で3割30本を打った。清宮も素質はある打者ですが、現段階ではまだ『経験を積めば、いい打者になれる』程度。長打力はあっても、そもそも打てないのでは話にならない。4番打者は相手投手に『こいつに投げるのは怖い』と思わせなければいけない。中田の代わりの4番は近藤ではダメなのか、理解に苦しみます」

 栗山監督は清宮の4番抜擢について、「なんとなく入れたつもりはない。勝たせてくれると思って入れた」と話していた。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    六代目山口組・高山若頭の相談役人事の裏側を読む

  2. 2

    大物の“後ろ盾”を失った指原莉乃がYouTubeで語った「芸能界辞めたい」「サシハラ後悔」の波紋

  3. 3

    “マジシャン”佐々木朗希がド軍ナインから見放される日…「自己チュー」再発には要注意

  4. 4

    フジ経営陣から脱落か…“日枝体制の残滓”と名指しされた金光修氏と清水賢治氏に出回る「怪文書」

  5. 5

    「とんねるず」石橋貴明に“セクハラ”発覚の裏で…相方の木梨憲武からの壮絶“パワハラ”を後輩芸人が暴露

  1. 6

    上沼恵美子&和田アキ子ら「芸能界のご意見番」不要論…フジテレビ問題で“昭和の悪しき伝統”一掃ムード

  2. 7

    “路チュー報道”STARTO福田淳社長がフジ新取締役候補というブラックジョーク…堂本光一も痛烈批判

  3. 8

    石橋貴明のセクハラに芸能界のドンが一喝の過去…フジも「みなさんのおかげです」“保毛尾田保毛男”で一緒に悪ノリ

  4. 9

    ドジャース佐々木朗希 160キロ封印で苦肉の「ごまかし投球」…球速と制球は両立できず

  5. 10

    ダウンタウン浜田雅功“復帰胎動”でまたも「別人疑惑」噴出か…中居正広氏「病後復帰」では陰謀論がワンサカ