また腰痛でCS登板回避 G菅野「投げられません」の重症度
原監督は甥っ子でもある菅野にいつも厳しい。優勝会見で「彼は自分から『もうダメです』という言葉を一回も言わなかった。これからも当然そうでしょう。大きな試合に向けてやってくれると思う」とプレッシャーをかけていた。だからこそ、エースは無理をしてCS開幕前日に合流したのではないか。
■原監督「彼はギブアップはしていない」
菅野はこの日、ジャイアンツ球場でのファーム練習に合流した。今後の状態次第では宮崎で行われているフェニックスリーグで調整登板する可能性があるというが、「140キロは出る」ではなく、「140キロしか出ない」のはなぜか。
持病のある腰は、選手生命を左右する重要な箇所だ。それでも原監督は「次回、いつという目標設定を変えたということ。日本シリーズでの復帰を目指す?まだ戦いが続くという中で、彼はギブアップはしていないということ」と説明した。
要するに、頂上決戦開幕の19日が復帰の目標設定ということになる。
一体どれだけ無理をさせる気なのか。しっかり完治させるのが優先ではないか――。
原監督の鬼指令により、今度こそエースがぶっ壊れる危険性が高まっている。