NBA鮮烈デビュー八村塁も自覚 課題は“クレームとファウル”

公開日: 更新日:

 八村は相手への侮辱行為などはともかく、ゴンザガ大時代からレフェリーの判定に対するクレームが少なくなく、日本代表として出場した9月のW杯(中国)でも、ジャッジに対して不満を口にするシーンもあった。

 NBAではビールの例を見るまでもなく、対戦相手やレフェリー、ファンへの敬意を欠いた行為は厳罰に処される。ビール(年俸約29億円)、八村(同4億8000万円)とも高給取りとはいえ、テクニカルファウルを重ねて出場停止になれば、その間の年俸はカットされる。極力、避けるに越したことはない。

 八村は課題とされるディフェンスでは、相手の腕に触れるなどの接触プレーによるファウルを取られている。開幕戦では序盤に3度のファウルを犯したため、退場処分(1試合で5回のファウル)を避けるため、ベンチに下げられてプレータイムは25分にとどまった。余計なファウルを繰り返せば、出場機会を減らしかねない。

 プレータイムを確保するためにも、コートでは当面、フェアな姿勢が求められる。

【写真特集】代表候補に八村塁ら…男子バスケW杯日本代表候補者発表
【写真特集】
NBA・八村塁がドラフト指名後、国内初会見

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動