侍J主砲の広島・鈴木「今すぐメジャー挑戦」で年俸いくら
とは、前出のスカウトだ。
「スズキは好不調の波がほとんどなく、181センチ、96キロで体がドッシリしている。打撃に確実性があり、ボールにしつこく食らいつく姿勢もあるので、外国人投手の動く球にも対応できるでしょう。ツボにはまれば飛ぶ、という選手ではなく、穴も少ない。パワーもあるので、本塁打も期待できる。守備、走塁も平均以上です。
メジャー球団は今、かつてのイチローのような巧打者タイプよりも、スズキのような外国人投手にも力負けしない体を持つ選手を好む。かつて、中日からFA権を行使したフクドメ(30=当時)がカブスと4年4800万ドル(約53億円=当時)の契約を結んだが、スズキは当時のフクドメよりも完成度で劣る。タフな環境に慣れる時間も必要だ。ただ、スズキはまだ25歳と若い。2年間実績を積めば、3年目以降のサラリーは一気に増えるはず。10億円プレーヤーになることも夢ではないだろう」
日本の主砲がアメリカンドリームを掴む可能性は高そうだ。