ジョセフHC契約延長も…ラグビー日本は守備コーチ残留せず

公開日: 更新日:

 日本ラグビー協会は18日、先のラグビーW杯で、史上初の8強に導いたジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチ(HC=49)との契約延長を発表。契約期間は、来年1月1日から2023年12月31日までで、次回(23年)フランス大会でも指揮を執る。

 一時は再契約白紙も取り沙汰されたニュージーランド人指揮官は「やらなければならない課題がある。もう一度、日本代表とチャレンジする道を選んだ。今まで以上にチームを強化していきたい」と協会を通じてコメントした。

■ハンセンコーチの流出は痛手

 すでに、ジョセフHCの懐刀の1人であるトニー・ブラウン・アタックコーチは続投。その一方で、ディフェンス担当のスコット・ハンセン・コーチは来季、スーパーラグビーのクルセーダーズのアシスタントコーチ就任が内定している。

 ハンセン・コーチは最新の戦術を研究しており、専門の防御面では相手の突進を止め、ボールを殺すダブルタックルを導入。格上のアイルランド、スコットランドの攻撃を食い止める強固なディフェンスを完成させた。フォワード、バックスともタックルに入る位置はミリ単位で徹底させたという。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…