ビーチW杯初戦 日本“残り0.5秒”から劇的勝利も次戦に課題
試合自体は4-4の同点から、残り0.5秒となったところで日本代表が猛攻を仕掛け、最後は左CKを赤熊が頭で押し込み、劇的な幕切れでラモス日本が勝利した。
試合後、帰途に就くパラグアイ人が「オズ、ベリーグッド! 」「ジャパン イズ グッドチーム!」と日本人プレスを相手に声を掛けていた。
苦しみながらも勝ち点3をゲットしたラモス日本だが、パラグアイ戦を通して「気になるところがあります」とオズ。
「今日は守備から攻撃への繋がりも良く、試合の入り方も凄く良かったと思います。実際にリードを奪いました(第3ピリオドの序盤で4ー1とリード)。しかし、そこから自ら試合の流れを悪くしてしまい、相手に多くのチャンスを作らせて失点してしまうことがあります。本当によくあることです。この点に気を付けながら2戦目、3戦目と戦っていきたいです」
どんなにメンバーが変わっても、ラモス日本代表の大黒柱はオズで間違いない。彼の一挙手一投足に注目である。
(取材・文=絹見誠司/日刊ゲンダイ)