「2023年に日本でビーチサッカーのW杯を開催したい」
パラグアイで開催されたFIFAビーチサッカーW杯でMVPを獲得した日本代表主将の茂怜羅オズにも、いつかは現役引退を決断せざるを得ないときがやってくる。
「ポルトガルの42歳マジョール選手が、パラグアイのワールドカップを最後に引退、チームメートの田畑選手は(チーム最年長の)40歳で2ゴールを挙げました。ワタシも<あと10年>は現役を続けたい」。そう話してくれたオズにあえて聞いた。「引退後ですか? もちろん日本にビーチサッカーを根付かせるために最大限の努力を続けます」。そして「日本でW杯を開催したい」――。
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「次回の2021年W杯はロシアで開催されますが、その2年後の開催地は決まっていません。アジア開催の機運が高まっており、2023年はぜひ日本で開催できたら、と思っています。中国も開催の意思を持っているようですが、日本はパラグアイ大会でベスト4に入りましたし、W杯を開催する資格は十分にあると思う。日本招致に向けて力を傾けたいと思っています」
W杯開催という大目標達成のためにも、日常的なビーチサッカーの普及活動は必要不可欠だ。代表・監督・選手を務める東京ヴェルディビーチサッカーの本拠地「TACHIHI BEACH」(東京都立川市・立飛駅徒歩1分)で幼児、小学生、中学生以上を対象にした「ビーチサッカー教室」を開催している。