白鵬の言動「恥ずべきこと」と八角理事長 広報部長も喝!
19年3月場所の優勝インタビューでは三本締めを要求し、「万歳三唱はダメだけど、これならいいと思った」と開き直った。
それ以外にも、懸賞のひったくるような受け取り方、胸の汗を拭かない、ダメ押しの連発、際どい判定での物言いの要求、自分本位で相手と呼吸を合わせない立ち合い、右ヒジのサポーターを濡らしてエルボーの威力を高めるなど、枚挙にいとまがない。
かつて八角理事長(56=元横綱北勝海)は日刊ゲンダイのインタビューで、「勝ち負けも大事ですが、それと同じかそれ以上に伝統文化の面が強い」と語っていた。
日刊ゲンダイが改めて白鵬の言動について聞くと、八角理事長はこう答えた。
「我々の時代、物言いを要求した力士はいませんでした。物言いがつくような相撲を取ったらダメなんだと。その思いでやっていました。(白鵬も以前に比べれば)師匠が注意したり、理事会に呼んで注意するなどして、よくはなってきているのではないか。ただ、横綱になってまで注意される人はそうそういない。それは恥ずべきことです。横綱は土俵以外の私生活でも、しっかりしなければいけない。ファンもそれを求めているのだから、応えるのも横綱の義務でしょう」