長友佑都がイタリア移籍秒読み 東京五輪OA枠入りの皮算用
トルコの強豪ガラタサライに所属する日本代表DF長友佑都(33)のイタリア・セリエAの中堅クラブ、ボローニャへの移籍が秒読みとなった。トルコとイタリアの複数メディアが「両クラブは基本合意に達している」と報じている。
この移籍に「長友はニンマリでしょう」と、サッカー関係者が続ける。
「長友はW杯3大会11試合に出場。これは日本人選手W杯最多出場記録ですが、GK川島とMF長谷部もタイ記録です。長友が<2022年のカタールW杯に出場して単独トップに立ちたい>と思うのは当然のこと。実際3人の中で森保ジャパンに呼ばれる可能性が唯一ある選手です。当面の目標としては<今夏の東京五輪代表のオーバーエージ(OA)3人枠>に入ること。そこでボローニャ移籍が、大きな追い風になるというわけです」
ボローニャには、バリバリのレギュラーとしてプレーしている21歳の新進気鋭DF冨安健洋がおり、森保監督は<東京五輪代表メンバーの絶対的な中核選手>として全幅の信頼を寄せている。
「冨安はボローニャでCBと右SBを器用にこなし、左SBが主戦場の長友が最終ラインに入って好コンビネーションを見せれば、森保監督も長友をOA枠として呼ばないわけにはいかないでしょう」(前出の関係者)
東京五輪に出場してメダル獲得に貢献し、森保監督に<代表に不可欠な選手>と認識させ、そのまま日本代表に居残ってカタールW杯に出場して単独トップに立つ! 長友の青写真である――。