実戦へじっくり調整 ロッテ佐々木が取り組むシュート対策

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 シュートする速球は、佐々木本人も首脳陣も把握しているという。

「だからでしょう。佐々木は入寮前の自主練習で、カットボールの習得に興味を示し、練習していたそうです。シュートとは反対方向に変化するカットを投げれば、打者の目線を変えられるし、速球がシュート回転してしまう時でも内角を攻められるメリットはある。ただ、佐々木は球が速すぎるがゆえ、ややスピードが落ちるカットは、打者がストレート待ちで振りにいったタイミングに合い、長打を浴びるケースも考えられます。今の段階では速球の精度を高めるのがベターでしょう」(別のOB)

 ロッテが佐々木の調整に時間をかけているのは、“シュート対策”も頭に入れているのかもしれない。

【写真特集】ロッテ佐々木朗希ブルペン入り 正捕手田村相手に40球

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