女子プロ4戦目中止 “目玉新人”安田祐香のスポンサー大誤算
「なぜ、今年なのか」
そう思っているに違いない。
新型コロナウイルス感染拡大の影響により、当初は国内女子ツアーの第4戦として予定されていた「アクサレディス」の中止が決まった。これで開幕戦から4戦連続で開催が見送られたが、誤算は選手だけではない。人気選手と契約しているスポンサーも同じだ。
昨年の全英女子オープンで人気に火がついた渋野日向子(21)は、契約スポンサーが急増。今季からサントリー所属となり、2月に興和とコムテックとも契約した。
昨年プロテストに合格した「プラチナ世代」の実力ナンバーワン安田祐香(19)も負けてはいない。アマ時代からプロツアーの常連で何度もローアマを獲得。昨季はメジャーのエビアン(37位)や、渋野が勝った全英女子(59位)にも出場。実力と人気を兼ね備えた新人プロをスポンサーが放っておくわけがない。
所属はNECに決まり、用具契約は住友ゴム工業、ウエアはデサント。2月には移動式クレーンのリースを手掛ける内宮運輸機工もスポンサーについた。