延期になったマスターズ 13Hパー5新設ティーは使われる?

公開日: 更新日:

 タイガー・ウッズが連覇を遂げてメジャー通算16勝目に到達するか、に注目が集まった今年のマスターズは延期になり、もうひとつの“見どころ”も先延ばしになった。

 会場のオーガスタナショナルGCはアーメンコーナー出口の13番パー5を改造しており、新しいティーイングエリアを50~75ヤード後方に造っていた。今年お目見えか、とメディアやファンの間で注目を集めていたのだ。

 3年ほど前に、数十億円をかけて隣接するオーガスタCCの土地の一部を買収。フレッド・リドリー会長は昨年、「改造を躊躇なく行う」と語っていた。

 13番ホールは90年近く前の造成時にインディアンの遺骨が見つかった場所といわれ、祈りを捧げたところからアーメンコーナーのネーミングが付けられたともいう。

 ホール左サイドの斜面からグリーン奥まで、1600本の色鮮やかなツツジが彩るコース名物の左ドッグレッグホールである。

 さらにフェアウエー左側からグリーン手前までクリークが流れており、マスターズ創始者の球聖ボビー・ジョーンズが、「2オンを狙うには大きな決心がいる」と評した難関ホールだった。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    西武ならレギュラー?FA権行使の阪神・原口文仁にオリ、楽天、ロッテからも意外な需要

  2. 2

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  3. 3

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  4. 4

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  5. 5

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  1. 6

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  2. 7

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  3. 8

    首都圏の「住み続けたい駅」1位、2位の超意外! かつて人気の吉祥寺は46位、代官山は15位

  4. 9

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏圧勝のウラ パワハラ疑惑の前職を勝たせた「同情論」と「陰謀論」

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇