延期になったマスターズ 13Hパー5新設ティーは使われる?
それでは新ティーイングエリアを使わない場合はどうなのか?
タイガー・ウッズは先月下旬にディフェンディングチャンピオンとして記者会見を行い、13番について語っている。
「(マスターズ委員会は)これまでも(ホール改造を)常にやっている。ティーマーカーを左に毎年動かしているし、樹木は毎年高くなっている。松の葉を(フェアウエーを狭くするために右サイドに)より多く巻いている上、植樹もしている。ボールを落とせる場所は、限られている。(さらに距離が長くなればティーショットを)右に曲げても、左に曲げてもアウト。しかも、セカンドショットのライはきついスロープになっている」(ウッズ)
要するに従来のティーイングエリアでも難しくできるとウッズは指摘したのだ。
仮に来年から新ティーイングエリアを採用するなら、USGAやR&Aへのエクスキューズが必要になる。
そこでマスターズ委員会は今年、13番でバーディーやイーグルが大量に出るやさしいホール設定にするともいわれた。