MLB開幕してもビデオ判定見送りへ…損する日本人選手は誰
エンゼルス、ヤンキースとも指揮官のチャレンジ成功率が高いからだ。エ軍のマドン監督は2018年(当時カブス)、43回のアピールで判定が覆ったのは27回。成功率62.8%は33人中(代行監督含む)4位だった。
一方、ヤ軍のブーン監督は就任1年目の18年に35回で26回成功し、同74.3%で2位。昨季は同68.2%(22回中15回成功)で3位だった。問題のプレーを映像で瞬時に判断する裏方の技量にも左右されるとはいえ、両指揮官とも判定に対する鋭い観察眼の持ち主と見てよさそうだ。
大谷、田中とも過去に判定が覆って救われたケースは少なからずあった。チャレンジシステムが実施されなければ、微妙な判定に泣かされそうだ。