MLB開幕してもビデオ判定見送りへ…損する日本人選手は誰

公開日: 更新日:

 大リーグ機構(MLB)が今季、ビデオ判定(チャレンジシステム)の見送りを検討しているという。

 CBSスポーツ(電子版)が6日(日本時間7日)に伝えている。今季のレギュラーシーズン開幕は依然として不透明なものの、MLBではキャンプ地のアリゾナ、フロリダ両州や、テキサス州などの球場を開催候補地に挙げている。

 しかし、両キャンプ地では映像設備が整っておらず、テキサス州などの特定球団の本拠地を使用すれば、モニターの台数がホームとビジターで異なるため、公平性が保てない。昨年、明らかになったアストロズ、レッドソックスによるサイン盗みでは、ビデオ判定に用いられるモニターの映像が悪用されていたこともあり、MLBでは今季、実施しない方針を固めたという。

「チャレンジ」が認められなければ、誤審が増えるのは必至だ。昨季は全30球団で1053回のチャレンジが行われ、判定が覆ったのは525回。ほぼ半数(49.9%)が誤審と判断された。

 このチャレンジは試合の流れを左右するケースも少なくない。今季の日本人選手ではエンゼルス・大谷翔平(25)、ヤンキース・田中将大(31)の2人が不利益を被る可能性がある。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”

  2. 2

    中日1位・高橋宏斗 白米敷き詰めた2リットルタッパー弁当

  3. 3

    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

  4. 4

    八村塁が突然の監督&バスケ協会批判「爆弾発言」の真意…ホーバスHCとは以前から不仲説も

  5. 5

    眞子さん渡米から4年目で小室圭さんと“電撃里帰り”濃厚? 弟・悠仁さまの成年式出席で懸念されること

  1. 6

    悠仁さま「学校選抜型推薦」合格発表は早ければ12月に…本命は東大か筑波大か、それとも?

  2. 7

    【独占告白】火野正平さんと不倫同棲6年 元祖バラドル小鹿みきさんが振り返る「11股伝説と女ったらしの極意」

  3. 8

    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

  4. 9

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  5. 10

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議