松山英樹を襲うコロナ禍の余波 気になるスポンサーの動向
【ロケット・モーゲージ・クラシック】第2日
新型コロナウイルスの感染拡大により中断していた米ツアーゴルフは先月再開。松山英樹(28)は2週前の「RBCヘリテージ」で予選落ちし、今週は再開後2試合目の参戦となる。
2日目は、首位に6打差の87位タイからスタートし、6バーディー、2ボギーの68でホールアウト。通算5アンダー、55位タイで決勝ラウンドへ進んだ。
2019―20年シーズンはコロナ禍により、ここまで9試合が中止。開催26試合のうち、12試合に出場の松山は賞金ランクは11位(272万9322ドル=約2億9200万円)につけている。今季まだ10試合も残っている。獲得賞金を積み上げることは可能だが、一方で気になるのは契約スポンサーの動向だろう。
松山は所属のLEXUS(レクサス=トヨタ自動車の高級車ブランド)を筆頭に、10社以上とスポンサーやアドバイザリー契約を結んでいる。それだけで年間収入は7億円とも8億円ともいわれている。
14年から3年契約を結んでいたレクサスとは、17年から5年契約で更新した(推定契約金は総額10億円)が、コロナの感染拡大は終息しておらず、世界経済は不透明感をぬぐえない状況だ。他のスポンサーはどうか。