2度目のPCR検査はいずれも陰性 唾液採取は時間かかり大変
「LPGAドライブ・オン選手権」が始まりました。
約5カ月ぶりの試合については来週報告します。
米女子プロゴルフ協会はコロナ感染防止のため万全の態勢を整えて大会開催に臨んでいます。
まず、検査機関の専用サイト(Vault Health)に米国内所在地を登録して、ラスベガスで検査キットを受け取りました。
検査30分前は飲食やガムも禁止。ズームで担当者が立ち会い唾液採取を確認し、検査機関に返送。その量は数滴ではなく、5㏄ぐらい必要でしたから、けっこう時間がかかりました。陰性の結果通知はすぐに出ました。
ネバダ州から大会会場のオハイオ州に移動して、28日にオフィシャルホテルで2度目の検査がありました。
そして29日はゴルフ場でリストバンドを渡されて、やっと練習施設とコースへの入場が許可されます。
ただし、ホテルでの検査結果が出るまではクラブハウス、ロッカー、ダイニング(食堂)への立ち入りはできません。
検査結果が出ると陰性証明ストラップをもらい、試合に出場できるのです。ちなみに、陽性だと欠場となりますが、医療費の補助が出ます。
大会は無観客で行われ、いくつかの注意点があります。クラブハウスとロッカーへのゴルフバッグ持ち込み禁止。ダイニングの冷蔵庫から飲み物を取り出す時には、その都度に必ず消毒すること。会場での食事の用意はなし、です。
また、スコアラー不在のため携帯アプリを使ってスコアリングはキャディーがするほか、ここでのスコアボードの確認が認められ、ルールトラブルから競技委員を呼ぶ際にも携帯アプリからといつもと違います。私もバッグを担ぐ父ヒロユキも無事陰性結果が出て、ツアー再開初戦に出場できました。