大相撲の幕内力士、阿炎(26)が日本相撲協会に引退届を提出していたことが分かった。
阿炎は不要不急の外出自粛を求められていたにもかかわらず、7月場所中にキャバクラに出入りしていたことが発覚し、師匠の錣山親方(元関脇寺尾)の判断で、7日目から休場していた。場所前と場所中の2回、いわゆる“夜の街”に出かけていた。
日本相撲協会は、まだ阿炎の引退届を受理しておらず、6日の理事会で処分などについて検討する予定。引退届を受理せず、引退勧告や解雇などの厳しい処分を下す可能性もある。
芝田山広報部長が「情状酌量の余地もない」と断言するなど、阿炎に対し、協会内には怒りの声が上がっていた。