9月は過密日程 マー君に馬車馬の働き強いるヤ軍の台所事情

公開日: 更新日:

 ヤンキース・田中将大(31)が26日(日本時間27日)、ブレーブスとのダブルヘッダー第2試合に今季初勝利(1敗)をかけて登板した。五回3安打無失点、4奪三振で勝敗はつかなかった。試合はヤンキースが1―2で逆転負け。田中の初勝利とはならなかった。

 田中は7月のキャンプで頭部に打球が直撃した影響で、ここまでの4試合は球数、イニングとも制限されてきた。田中の体調に配慮すると同時に、10月のポストシーズンでの登板を見据えてのものだ。

 しかし、チーム事情から悠長に構えている余裕はなくなった。今回のブレーブス2連戦の初戦(25日)が雨天中止になり、急きょ、ダブルヘッダーが組まれた。21日からメッツとの3連戦は相手の選手、関係者が新型コロナウイルスに感染したため、9月に延期された。

 天候不良、対戦相手のコロナ禍により、ヤンキースは9月27日のレギュラーシーズン最終戦(マーリンズ戦)まで33日間で35試合、代替日未定のメッツとの2試合を含めれば37試合をこなす強行日程を強いられることになった。今後も悪天候や、コロナ禍に見舞われれば、スケジュールはさらにタイトになりかねない。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    西武ならレギュラー?FA権行使の阪神・原口文仁にオリ、楽天、ロッテからも意外な需要

  2. 2

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  3. 3

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  4. 4

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  5. 5

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  1. 6

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  2. 7

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  3. 8

    首都圏の「住み続けたい駅」1位、2位の超意外! かつて人気の吉祥寺は46位、代官山は15位

  4. 9

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏圧勝のウラ パワハラ疑惑の前職を勝たせた「同情論」と「陰謀論」

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇