好調マエケンが4勝目 コロナ禍で仕上げた151キロの剛速球
ツインズ・前田健太(32)が24日(日本時間25日)のインディアンス戦に4勝目(0敗)をかけて登板。5回を5安打1失点、7奪三振1四球で4勝目(0敗)を挙げた。
前田は初回、1番ヘルナンデスに甘く入った変化球を右中間スタンドに運ばれる先頭打者弾を許す不安定な立ち上がり。それでも二回以降は立ち直り、毎回のように走者を出しながらも、要所を締めて最少失点で5回を投げ切った。
前回18日のブルワーズ戦では九回の先頭打者にヒットを許すまで無安打無得点。三回途中から球団記録を更新する8者連続奪三振をマークした。
前田はここまで5試合計31回3分の2に登板して、防御率2・27はリーグ5位、33奪三振は同9位(23日現在)。エース級の働きで、ア・リーグ中地区首位に立つチームを牽引している。
今季、開幕から好調なのは、持ち球のスライダーの握り、リリースポイントを微調整して、昨季まで被打率・574(今季・138)と、不得手にしていた左打者を苦にしなくなったことも要因のひとつとみられる。