著者のコラム一覧
山口すず夏プロゴルファー

2000年8月2日生まれ、神奈川県相模原市出身。160センチ、A型。7歳からゴルフを始め、15年「全米女子オープン」日本地区予選会2位。日本人史上最年少14歳でメジャー出場。18年「豪州女子アマ」で日本人初優勝。同年米女子ツアー最終QT36位資格で出場権を獲得。18歳でプロ転向。米ルーキーイヤーの昨季は賞金ランク150位。2年目の今季は初優勝を目指す。得意クラブはパター。環境ステーション所属。

西と東で3時間 米国内移動の時差ボケまったく気にならない

公開日: 更新日:

 10月13日に米国から帰国し、27日まで2週間の自主隔離期間も無事に終わり、これから来シーズンに向けた本格的なオフトレに入ります。

 その前に、いま広島県呉市にある知足庵・断食道場で7泊8日の修行中です。

 修行は食を断ち(断食行)、水にうたれ(滝修行)、大地を歩き(回峰行)、火をたき(護摩行)、無心となり(写経・写仏行)、大自然と一体になる(瞑想行)毎日です。固形物は一切食べずに、毎日ニンジンジュースだけ(塩分補給の具なしみそ汁もたまに出ます)。米女子ツアーで迷いなく、思い切り戦うための精神力を鍛えるのが目的です。広島への移動も一人旅です。もっとも、米国での移動を考えたらずっと楽です。

 例えば西海岸から東海岸だと米国内には3時間の時差があります。サンディエゴからオーランドへも直行便はありますが、ニューアーク経由だと時間がかかります。夜9時の便(寝不足で目が赤くなることから、夜行便は「レッドアイ」と呼ばれています)に搭乗して、ニューアーク着は現地時間の朝5時。飛行時間は5時間ですが、3時間の時差があるためです。乗り継ぎに4時間ぐらいかかり、オーランド着は翌日の昼ごろ。「長いな」と感じますが、移動日程や荷物の関係もあり、それしか手段がなければ時間を最大限有効に使うしかありません。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…