西と東で3時間 米国内移動の時差ボケまったく気にならない
時差対策として前日から、移動先のタイムに合わせて睡眠時間を調整することはあります。米女子ツアーでも若い子は、時差ボケ対策に苦労する選手が多いという話をよく聞きますが、私も父ヒロユキもほとんど影響がなく、苦になりません。今年はスコットランドの試合に出場するためにデトロイトから深夜便に乗りましたが、普通に寝て起きたらエディンバラに着いた、という感覚でした。私の場合、体内時計が行く先々で勝手に調整してくれるみたいです。
移動トラブルは、すでに紹介した9月の「ポートランド・クラシック」への飛行機です。西海岸一帯を襲った山火事のため、目的地のポートランド空港(オレゴン州)に降りられず、途中のボイシ空港(アイダホ州)に緊急着陸。降りたらすぐにサンディエゴに戻る人は3番搭乗口カウンターへ、シアトル行きは5番搭乗口カウンターへと誘導され、手続きのため行列に1時間ほど並び、それから30分ぐらいでシアトルへの飛行機に乗ることができました。そして、レンタカーで会場入りです。
ちなみにLPGAは「ナショナル」というレンタカー会社と提携しており、女子プロはエメラルドクラブに入ることができます。空港に到着してカウンターで簡単な手続きを済ませたら、そのままレンタカー施設に向かい、手続きなしで好きな車を選んですぐに移動できます。レンタカー代は1週間で約8万円ぐらい。でも日本語サイトのネットで「ダラー」や「アラモ」を予約した方が、車を借りるまでに時間がかかりますが、同じSUV車でも約5万円ぐらいと割安です。なのでこちらを利用しています。
来年は21歳になり、ようやく一人でレンタカーを借りて運転することができます。父ヒロユキと離れて、一人でも米国内を自由に移動できるように今から準備しています。