五輪追加経費の負担割合協議でさらに増える「中止を」の声

公開日: 更新日:

 内輪揉めは避けられそうにない。

 コロナ禍により来夏に延期された東京五輪の追加経費について、組織委は2000億円と試算していることがわかった。12月中にも、組織委と国、東京都の3者で2000億円の負担割合について協議するそうだが、すんなり決まるとは思えない。

【写真】この記事の関連写真を見る(13枚)

 新型コロナウイルスの感染拡大が続く中で、見直しが迫られている観光支援策の「Go To トラベル」についても、政府と東京都は対峙したままだ。

 その東京都には3月末まで「貯金」といわれる財政調整基金が9032億円以上もあったが、コロナ対策で取り崩し、今では残金が1700億円を切ってしまった。

 さらに11月になってコロナ感染者が急増したことで、東京都は11月28日から12月17日までの期間、要請に応じた中小事業者には一律40万円の協力金を支払うことを約束。コロナ関連の支出は終わりが見えない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    西武ならレギュラー?FA権行使の阪神・原口文仁にオリ、楽天、ロッテからも意外な需要

  2. 2

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  3. 3

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  4. 4

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  5. 5

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  1. 6

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  2. 7

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  3. 8

    首都圏の「住み続けたい駅」1位、2位の超意外! かつて人気の吉祥寺は46位、代官山は15位

  4. 9

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏圧勝のウラ パワハラ疑惑の前職を勝たせた「同情論」と「陰謀論」

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇