<鹿島編>大赤字の常勝軍団が王者奪還なるか…FW上田がカギ
Jリーグが26日に開幕する。昨季王者の川崎を撃破すべく、各クラブは目の色を変えている。筆頭は常勝軍団・鹿島。ザーゴ体制2年目の今季は主軸も不動。満を持して初戦を待っている。
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新型コロナウイルスの感染拡大でスポーツ入国特例も停止されている。鹿島もザーゴ監督、昨季18点のFWエべラウドと4点のMFファンアラーノは、宮崎合宿3日目の5日に合流した。それでも「練習はオンラインで見られましたし、相馬直樹コーチらを信頼していたので全く問題なかった」と指揮官は自信を見せた。
鹿島は20日に鹿島神宮で恒例の必勝祈願を、21日にJ2水戸と練習試合を行った。新外国人選手2人は、新規入国制限措置のために来日は未定のまま。1月14日にブラジルでコロナ陽性反応の出たMFレオ・シルバの合流も遅れているが、昨季同等のメンバーで開幕を迎えられそうだ。
「全てのタイトル奪還」を掲げる鹿島にとって、2016年から遠ざかっているJ1制覇は最重要テーマ。ACLとの変則日程を強いられる川崎やG大阪、名古屋らに比べると日程的には有利だ。