エ軍が開幕ダッシュに成功!好調の要因と大谷初POへの課題
日本時間5日にスライディングを食らった影響はなさそうだ。
エンゼルスの大谷翔平(26)が、同7日のアストロズ戦に「2番・DH」でスタメン復帰し、4打数2安打1得点。試合は2―4で敗れた。
大谷は初回、相手先発でサイ・ヤング賞(2009年)右腕グリンキーへの内野安打を放つなど、今季初のマルチ安打を記録した。
同6日のアストロズ戦では、2点を追う八回無死一、二塁で代打で打席に入るも、太ももに死球を食らって出塁。ぶつけられた直後、投手をにらみつけるシーンもあった。同点に追い付いた1死後、内野ゴロの間に三塁走者の大谷が好走塁で勝ち越しのホームを踏んだ。
ここまでエンゼルスは4勝2敗で、首位アストロズとは1ゲーム差のア・リーグ西地区2位。少し気は早いが、開幕ダッシュに成功したチームは2014年の地区優勝以来、7年ぶりのプレーオフ進出となるのかどうか。実現すれば4年目の大谷にとってはもちろん初めてのことだ。
「エンゼルスが今季、粘り強くなったのは何よりリリーフ陣の踏ん張りが大きい」と、スポーツライターの友成那智氏がこう言う。