巨人原監督“怒りMAX”でコーチ入れ替えの鉄槌が下される日
原監督の顔に怒りがにじんだ。
■この日も畠が初回に2被弾
21日の阪神戦。その初回だった。先発の畠世周(26)が先頭の近本にいきなり本塁打を浴びると、3番のマルテにも被弾。わずか7球で2点を失った。
逆転で試合には勝ったものの、巨人は前日の試合で阪神の中軸に5本塁打を喫し、原監督が「カードの初戦でクリーンアップに4本も5本も打たれているようじゃね。バッテリーコーチはなにをしているんだということです」と不満をあらわにしたばかり。連夜の“醜態”に、相川バッテリーコーチ(44)は気が気じゃなかったろう。
巨人OBが言う。
「2位にはつけているものの、なかなかチーム状態が上がってこない。配球ミスで手痛い一発を食らうバッテリーはもちろん、チーム打率・240の打線もモヤモヤした状態が続いている。この日2本塁打の4番岡本に復調の兆しが見えたのは救いですが、チームの停滞が続くと大胆な手を打つのが原監督。コーチの入れ替えをカンフル剤とするのが常套手段のひとつです。相川コーチや打撃担当の村田野手総合コーチは内心、戦々恐々としているかもしれない」
首位の阪神に雪辱を果たして、ゲーム差を3とした。それでも阪神の貯金11に対して、巨人は5と出遅れる。
これ以上、離されるようだと、コーチ陣に鉄槌が下されることがありそうだ。