東京五輪のゴルフ競技は炎天下での戦いに…コース攻略より暑さ対策がカギ
たとえラフにつかまってフライヤーがかかっても、短い番手なら高弾道ボールを打てるのでスコアをつくるのも難しくありません。
■天候次第で試合展開は大きく変わる
もちろん無理な大振りはしないはずです。
グリーンは大きく、アンジュレーションもあって、ピン位置によってはマウンドが利いてラインが読みづらいところがあります。
天候次第で試合展開は大きく変わるとみています。曇りが続けばグリーンも硬くでき、白熱した戦いが繰り広げられます。
ただ、炎天下が続けば、サウナの中でじっと耐えるような戦いになります。熱中症にかかったり、暑さからボ~ッと集中力が切れてしまうこともあります。そこをどう克服するのかもメダル取りには大事です。
前回リオ五輪はテレビの解説があり、現地入りしました。出場選手は国旗を背負ってみな真剣であり、雑なプレーはしません。
コース攻略も必要ですが、暑さ対策をどうやってクリアするのかも見どころになります。